「claude.ai connectors are disabled because ANTHROPIC_API_KEY or another auth source is set and takes precedence」は、Claude Codeが、claude.aiで追加したコネクタをこのセッションでは読み込まなかったことを知らせる警告です。原因は、環境変数ANTHROPIC_API_KEYなどの資格情報が、保存されているclaude.aiのログインより優先されていることです。Claude Code自体は止まりませんが、APIキーが使われているなら、利用料はサブスクリプションの枠ではなく、そのキーの組織への従量課金になっています。
claude.ai connectors are disabled because ANTHROPIC_API_KEY or another auth source is set and takes precedence over your claude.ai login · Unset it to load your organization's connectors
後半の「· Unset it to load your organization's connectors」まで含めて1つの警告です。やることは、コネクタを使いたいかどうかで分かれます。
最初に決めるのは、どの資格情報で動かしたいか
キーを外すか、残すかで道が分かれる
シェルの設定や.envに古いキーが残っていることがある
claude.aiのログインを有効な資格情報に戻す
動作に問題はない。コネクタは使えない
目次
1. この警告は何を言っているのか
警告文を区切って読むと、次のようになります。
ログインは消えていない。使われていないだけ
claude.aiのコネクタとは
Claude Code公式のMCPドキュメントによると、claude.aiのコネクタ設定画面で追加したMCPサーバー(コネクタ)は、claude.aiのアカウントでClaude Codeにログインしていれば、Claude Codeでも自動的に使えます。/mcpを開くと、claude.aiから来たことを示す印付きで一覧に並びます。TeamとEnterpriseのプランでは、claude.aiでコネクタを追加できるのは管理者だけです。公式CHANGELOGでは、この機能はv2.1.46の項に「claude.aiのMCPコネクタをClaude Codeで使えるようにした」として載っています(npmに同じ番号の公開記録は無く、前後の版は2026年2月17日と18日の公開)。
この仕組みで届くのは、端末・VS Code・JetBrains・Agent SDKのセッションで、Claude Code自身がclaude.aiから取得するコネクタです。クラウドのセッションではホストが、Claudeデスクトップアプリのローカル・SSHのセッションではアプリがコネクタを渡すので、経路が違います。公式の認証ドキュメントによると、デスクトップアプリとクラウドのセッションは、サードパーティの推論設定を使うデスクトップのセッションを除き、ANTHROPIC_API_KEY・ANTHROPIC_AUTH_TOKEN・apiKeyHelperを使いません。この警告に出会うのは、端末やIDEでclaudeを起動しているときだと考えてよいでしょう。
エラーではなく警告
この表示が出ても、Claude Codeは止まりません。優先された資格情報でモデルへのリクエストは続き、手元で設定したMCPサーバー(.mcp.jsonやclaude mcp addで追加したもの)もそのまま使えます。欠けるのはclaude.aiのコネクタだけで、/mcpの一覧にclaude.aiの項目が出ません。
いつからこの挙動か
CHANGELOGのv2.1.139(npmでの公開は2026年5月11日・UTC)に、「ANTHROPIC_API_KEY・apiKeyHelper・ANTHROPIC_AUTH_TOKENが設定されていると、claude.aiのログインがあっても、Remote Control、/schedule、claude.aiのMCPコネクタ、通知の設定を無効にする。これらを使うにはAPIキーを外す」とあります。一方、この警告文を追加した版はCHANGELOGに書かれていません。2026年9月22日時点の公式エラーリファレンスにも、この文言の項目はありません。
2. APIキーがあるとコネクタが止まる理由——認証の優先順位
Claude Codeは、資格情報が複数あると、公式の認証ドキュメントに書かれた順番で1つだけを選びます。/loginで保存したサブスクリプションのログインは7番目、つまり最下位です。上の6つのどれかが有効なら、ログインは保存されたまま使われません。
コネクタを取得できるのは、最下位の1つだけ
CLAUDE_CODE_USE_BEDROCKなどを設定したとき
LLMゲートウェイやプロキシ向けのBearerトークン
Claude ConsoleのAPIキー。対話モードでは承認したときだけ
設定ファイルに書いた、キーを返すスクリプト
claude setup-tokenで作る長期トークン。モデルへのリクエスト専用
ANTHROPIC_PROFILEやフェデレーション用の変数など
Pro・Max・Team・Enterpriseの既定の認証
公式のMCPドキュメントも、claude.aiのコネクタを取得するのは「有効な認証方式がclaude.aiのサブスクリプションのログインのときだけ」とし、過去に/loginしていても読み込まれない条件として、上の図の1〜6にあたる資格情報を挙げています。それぞれの外し方は4章にまとめました。
大事なのは、ログインが消えたわけではないことです。資格情報は保存されたまま、優先順位で使われていないだけなので、上位の資格情報を外せば、保存済みのログインが使われるようになります。なぜログインがあってもコネクタまで止めるのか、その理由は公式に書かれていません。
対話モードでは、承認したキーだけが優先される
ANTHROPIC_API_KEYは、対話モードでは初めて見つかったときに使うかどうかを一度だけ尋ねられ、その答えが記憶されます。拒否したキーは使われません。つまり対話モードでこの警告が出ているなら、どこかでキーを承認しているか、ほかの上位の資格情報(ANTHROPIC_AUTH_TOKENやapiKeyHelperなど)が設定されています。非対話モード(-p)では、ANTHROPIC_API_KEYは設定されていれば常に使われます。APIキーがサブスクリプションを上書きして起きるほかのエラー(This organization has been disabled、Invalid API keyなど)は、Claude Codeの認証・ログインエラー(Not logged in/Invalid API key)の記事にまとめています。
3. どの資格情報が使われているかを確かめる
最初に見るのは/statusです。公式の認証ドキュメントによると、ログインとAPIキーの両方があるときは、使われていない側に印が付きます。CHANGELOGではv2.1.260(npmでの公開は2026年9月3日・UTC)で直された表示で、それより前は両方が有効であるかのように並んでいました。
Auth token: claude.ai · not in use
API key: ANTHROPIC_API_KEY
上の形なら、APIキーが使われ、claude.aiのログインは使われていません。逆にAPI keyの行に· not in useが付いていれば、ログインが使われています。この例は、v2.1.275の本体に含まれる項目名から組み立てたもので、実際にはLogin method・Organization・Emailなどの行も並びます。プロファイルが使われているときは、Login methodの代わりにProfileの行が出ると公式に書かれています。
環境変数を探す
API keyの行が出ていて、そのキーに心当たりが無いなら、claudeを起動したのと同じシェルで環境変数を確かめます。公式エラーリファレンスが案内しているコマンドは次のとおりです。
# macOS・Linux
env | grep ANTHROPIC
# Windows(PowerShell)
Get-ChildItem Env:ANTHROPIC*
このコマンドには出ない変数として、CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENと、CLAUDE_CODE_USE_BEDROCKのようにCLAUDE_CODE_USE_で始まるクラウド事業者の変数もあります。2章の図の1〜6に当てはまる変数が無いかを、同じ要領で確かめてください。
キーが入ってくる場所
シェルでunsetしても、次に開いたシェルでまた現れるなら、どこかで毎回読み込まれています。公式ドキュメントに書かれている出どころは次の5つです。
シェルの設定ファイル
~/.zshrc・~/.bashrc・~/.profileにあるexport ANTHROPIC_API_KEY=...の行。前の職場や別のプロジェクトのキーが残っていることがある
Windowsの設定
PowerShellのプロファイル($PROFILE)と、ユーザー環境変数
プロジェクトの.env
direnv、dotenvのシェルプラグイン、IDEのターミナルが、プロジェクトの.envから古いキーを読み込むことがある。自分で設定した覚えが無くても入る
設定ファイルのenv
Claude Codeの設定ファイルのenvは、すべてのセッションに環境変数を渡す。シェルに無くても、ここにあれば効く
設定ファイルのapiKeyHelper
キーを返すコマンドの設定。どの設定ファイルにも書ける。これが残っている間は、/loginしても保存済みのログインより優先される
Claude Codeの設定ファイルは、~/.claude/settings.json(自分の全プロジェクト)、.claude/settings.json(プロジェクトで共有)、.claude/settings.local.json(自分だけ・このプロジェクトだけ)と、組織が配る管理設定の4か所です。/statusのStatusタブにあるSetting sourcesの行で、このセッションが読み込んだ設定ファイルが分かります。ただし、どのキーがどのファイルから来たかまでは表示されないので、該当しそうなファイルを開いてenvとapiKeyHelperを探します。
4. コネクタを使えるようにする手順
サブスクリプションのログインでClaude Codeを動かし、claude.aiのコネクタを読み込ませる手順です。ほかのツールや自作のスクリプトが同じANTHROPIC_API_KEYを使っていることもあるので、消す前に使い道を確かめてください。
キーの出どころを消す
3章で見つけた場所から、該当する行を消します。シェルの設定ファイルならexportの行、.envならキーの行、Claude Codeの設定ファイルならenvの中の変数かapiKeyHelperです。ここを直さないと、次に開いたシェルでまたキーが読み込まれます。
いま開いているシェルからも外す
ファイルを直しても、開いているシェルには変数が残っています。macOSとLinuxはunset ANTHROPIC_API_KEY、PowerShellはRemove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEYです。新しいシェルを開き直しても同じ結果になります。
Claude Codeを起動し直す
動いているセッションは、起動したときの資格情報のままです。公式のトラブルシューティングの手順も、キーを外したあとにclaudeを起動し直す形になっています。コネクタの一覧もセッションの開始時に取得されるので、起動し直してから次の手順に進みます。
/statusで確かめ、必要なら/loginする
API keyの行が消えたか、· not in useが付いたかを見ます。保存済みのログインが期限切れなら、Loginの行にExpired — log in againと出ます。その場合や、コネクタを登録したのと別のアカウントになっている場合は、/loginでclaude.aiのアカウントを選び直します。
/mcpでコネクタを確かめる
/mcpを開き、claude.aiの見出しの下にコネクタが並んでいれば完了です。確かめ方の詳細は5章にまとめました。
# いま開いているシェルから外す(macOS・Linux)
unset ANTHROPIC_API_KEY
# いま開いているシェルから外す(Windows PowerShell)
Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEY
# 起動し直して、Claude Codeの入力欄で確かめる
claude
/status
/mcp
キーを残したまま、対話モードだけログインに戻す
環境変数を消したくない事情があるなら、対話モードに限って、キーを使わない設定に切り替える方法もあります。公式の認証ドキュメントによると、対話モードでのキーの承認は、/configの「Use custom API key」のトグルで後から変えられます。このトグルが表示されるのは、ANTHROPIC_API_KEYが環境にある間だけです。オフにしたら、Claude Codeを起動し直してから/mcpを確かめてください。ただし-pの非対話モードでは、キーが設定されていれば常に使われるので、この方法は効きません。
APIキー以外が上位にあるとき
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN:LLMゲートウェイやプロキシを通すためのトークンです。ゲートウェイ経由で使い続けるなら、コネクタは使えないと考えます。不要なら変数を外しますapiKeyHelper:公式エラーリファレンスは、この設定が残っている間は/loginしても解決しないと書いています。設定ファイルから消してから/loginしますCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN:設定したまま/loginすると、そのセッションは新しいログインに切り替わります。ただし、シェルの設定や設定ファイルのenvから変数を消すまで、新しいセッションのたびにまた読み込まれます- プロファイル・フェデレーション:
ANTHROPIC_PROFILEか、フェデレーション用の変数のどちらかを外します。有効プロファイルは、キーを作らずにConsoleにサインインして書かれたものなら/logout、ant auth loginで書かれたものならant auth logoutで外せます。どちらも、プロファイルのファイルを消す方法もあります - クラウド事業者:
CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK・CLAUDE_CODE_USE_VERTEX・CLAUDE_CODE_USE_FOUNDRYを外します。会社の方針でクラウド事業者を使っているなら、外す前に管理者に確かめてください
5. 直ったかを確かめる
警告が1回出なかっただけで完了とせず、次の3つで確かめます。
/statusの表示
API keyの行が無いか、· not in use付きになっている。Login methodが、コネクタを登録したclaude.aiのアカウントのプランになっている
/mcpの一覧
claude.aiの見出しの下にコネクタが並ぶ。一度もサインインしていないコネクタは、末尾のShow unused connectorsの行の中にたたまれている
起動時の警告
起動し直しても、この警告が出ない。🟡 表示が消えるまでの時間が短いので、見るのは起動直後
claude.aiでまだつないでいないコネクタは、claude.aiの設定画面からしかつなげないと公式のMCPドキュメントに書かれています。一度つないだコネクタのサインインが切れたときは、/mcpでそのサーバーを選び、サインインし直せます(公式エラーリファレンス)。起動直後にネットワークの一時的な不調でコネクタの一覧を取得できなかった場合は、Claude Codeが裏で最大3回取得し直し、成功した時点でコネクタが現れます。それでも出なければ、起動し直して取得をやり直します。
6. APIキーのまま使うと決めた場合
チームの利用料をClaude ConsoleのAPI課金にまとめている場合など、APIキーで使うのは公式が用意している使い方です。その場合、この警告は「コネクタは使えない」という通知で、放っておいても動作には影響しません。ただし、サブスクリプションのログインとは、使えるものと課金のされ方が違います。
| 項目 | claude.aiのログイン(Pro・Max・Team・Enterprise) | APIキー(ANTHROPIC_API_KEY) |
|---|---|---|
| 課金 | プランの利用枠に含まれる。枠を超えて使うなら利用クレジット | キーの属するConsoleの組織に、トークン単位で請求 |
| 使いすぎの歯止め | プランの利用上限(5時間・週の枠など) | Consoleのワークスペースの使用額上限 |
| claude.aiのコネクタ | 使える | 読み込まれない |
手元のMCPサーバー(.mcp.json・claude mcp add) | 使える | 使える |
Remote Control・/schedule・通知の設定 | 使える | 無効(v2.1.139以降) |
利用クレジットの管理(/usage-credits) | 使える | 使えない |
非対話モード(-p) | キーが無ければログインで動く | キーがあれば、承認に関係なく常にキーを使う |
出典は、Claude Code公式のコスト管理のドキュメント(課金・上限・利用クレジット)、認証ドキュメント(非対話モード)、MCPドキュメント(コネクタ)、CHANGELOGのv2.1.139(Remote Controlなど)です。Team・Enterpriseの利用枠はメンバーの席ごとに決まり、claude.aiのチャットと共有されます。
コネクタの代わりに、手元でMCPサーバーを追加する
同じサービスがリモートのMCPサーバーを公開しているなら、claude mcp addで直接追加すれば、APIキーのままでも使えます。接続先のURLは各サービスの案内で確かめてください。
# 書式:claude mcp add --transport http <名前> <URL>
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp
ただし公式のMCPドキュメントによると、Microsoft 365・Gmail・Google CalendarのようにAnthropicがホストするコネクタの一部は、Claude Codeから手元でサインイン(OAuth)することに対応していません。上流の認証サービスが、claude.aiの登録したリダイレクト先しか受け付けないためです。こうしたサービスを手元に追加してサインインしようとするとis Anthropic-hosted and doesn't support local OAuthと表示され、claude.aiでつなぐよう案内されます。つまりこれらは、APIキーのままでは代わりの手段がありません。MCPサーバーが接続できないときの切り分けは、Claude CodeでMCPサーバーが繋がらないときの記事で解説しています。
警告を出さないようにする
コネクタを使わないと決めているなら、設定disableClaudeAiConnectorsをtrueにすると、Claude Codeはclaude.aiのコネクタを取得も接続もしなくなります。1回の起動だけなら、環境変数ENABLE_CLAUDEAI_MCP_SERVERS=falseでも同じです。
自分の全プロジェクトで止めるなら、~/.claude/settings.jsonに次のように書きます。
{
"disableClaudeAiConnectors": true
}
# 1回の起動だけ止める(macOS・Linux)
ENABLE_CLAUDEAI_MCP_SERVERS=false claude
🟡 公式ドキュメントは、この設定と警告の関係には触れていません。v2.1.275の本体では、この設定の判定がAPIキーの判定より先に行われ、当てはまるとそこで取得をやめるので、警告も出なくなります。この設定はサブスクリプションのログインでも使えるので、コネクタを止めたいという理由だけでAPIキーを置く必要はありません。
CIやスクリプト(-p)で使う場合
非対話モードではANTHROPIC_API_KEYが設定されていれば常に使われ、claude setup-tokenの長期トークンもコネクタを取得できません。自動化の中でclaude.aiのコネクタに頼る設計は避け、必要なMCPサーバーは.mcp.jsonか--mcp-configで渡します。公式の認証ドキュメントにも、長期トークンの場合でも手元で設定したMCPサーバーは使えると書かれています。
7. キーを外してもコネクタが出ないとき
/statusでログインが使われているのに/mcpにコネクタが無いなら、原因は優先順位ではありません。公式ドキュメントに書かれている次の点を確かめます。
どこかでコネクタを止めている
disableClaudeAiConnectorsは、どれか1つの設定ファイルでtrueなら効く。プロジェクトでfalseにしても、自分の設定や管理設定のtrueは打ち消せない
個別に止めている
deniedMcpServersに名前やURLで書かれている。/mcpでプロジェクトごとにオフにしたコネクタも、そのプロジェクトでは接続されない
同じURLのサーバーを手元に追加している
手元で追加したサーバーが優先され、コネクタは非表示として一覧に出る。コネクタを使うなら、手元の重複を消す
session token rejected
コネクタがconnected · session token rejectedなら、claude.aiがClaude Codeのログインを拒否している。多くはログインが期限切れで更新できていない状態。/loginしてから/mcpで再接続する
組織の管理
Team・Enterpriseでは、コネクタを追加できるのは管理者だけ。組織がツールをblockedにすると、そのツールは一覧から外される
デスクトップアプリのWSL
デスクトップアプリのWSLのセッションでは、コネクタはまだ使えないと公式に書かれている
session token rejectedの元になるログインの期限切れは、「Login expired · Please run /login」の記事で詳しく扱っています。公式エラーリファレンスによると、コネクタの認証をやり直してもこの状態は解けません。拒否されたのはコネクタの認証ではなく、Claude Codeのログインだからです。
8. GitHubにある関連の報告
Claude CodeのGitHubリポジトリにある関連の2件を、2026年9月22日に開いて読みました。どちらも本記事の警告文そのものは含んでいません。読んだ範囲では、いずれもAnthropicによる不具合の説明はありません。
- #58453(2026年5月12日起票・機能の要望):claude.aiで連携したコネクタ(Canva、Gmail、Google Drive、Google Calendar)がClaude Codeのすべてのセッションに読み込まれ、ツールの定義が毎ターンの入力に加わるので、Claude Code側の設定で止めたいという要望。5月14日のコメントは、v2.1.139以降は
ANTHROPIC_API_KEYを置けばコネクタは止まるが、/scheduleやRemote Controlも止まり、課金もAPIに移ると指摘している。5月23日に、リポジトリのCollaborator権限を持つアカウントが、同じ要望の#29368にまとめる形で閉じた。現在の公式ドキュメントにはdisableClaudeAiConnectorsが載っているが、追加された版はCHANGELOGで確認できなかった - #50537(2026年4月18日起票・Windows・v2.1.113):
Auth conflict: Both a token (claude.ai) and an API key (ANTHROPIC_API_KEY) are set.という別の警告と、Auth error: No API key availableというエラーが出たという報告。利用者のコメントだけで、5月26日に動きが無いとして自動で閉じられた。筆者が確認したv2.1.275の本体には、この警告と同じ文字列は見当たらなかった
2件に共通するのは、APIキーとclaude.aiのログインが同じ環境に両方あることです。どちらを使うつもりなのかを先に決めておけば、どちらの状況でも対処は同じで、使わない側を外すか、/statusで意図したほうが選ばれていることを確かめます。
9. まとめ
「claude.ai connectors are disabled because ANTHROPIC_API_KEY or another auth source is set and takes precedence」は、APIキーなどの資格情報が、保存されたclaude.aiのログインより優先され、claude.aiのコネクタを読み込まなかったことを知らせる警告です。ログインは消えておらず、優先順位で使われていないだけです。/statusのAPI keyの行で使われている資格情報を確かめ、コネクタを使いたいならキーの出どころを消して起動し直し、/mcpで確かめれば完了です。
APIキーを意図して使っているなら、警告は無視してかまいません。ただし課金はConsoleの組織へのトークン単位の請求になり、Remote Controlや/scheduleも使えません。コネクタだけを止めたいなら、APIキーではなくdisableClaudeAiConnectorsを使います。ほかのエラーはClaude Codeのよくあるエラーと解決法まとめにまとめています。
FAQ
Q. 「claude.ai connectors are disabled」はどういう意味ですか?
A. Claude Codeが、claude.aiで追加したコネクタをこのセッションで読み込まなかったという警告です。ANTHROPIC_API_KEYなどの資格情報が、保存されているclaude.aiのログインより優先されているのが原因です。Claude Code自体はその資格情報で動き続けます。
Q. 警告を無視して使い続けても問題ありませんか?
A. 動作は続きます。ただしAPIキーが使われているなら、利用料はサブスクリプションの枠ではなく、キーの属するConsoleの組織に請求されます。設定した覚えの無いキーなら、/statusで確かめて外してください。
Q. /loginし直せば直りますか?
A. 上位の資格情報が残っている間は直りません。公式ドキュメントも、承認済みのANTHROPIC_API_KEYやapiKeyHelperはログインより優先されるので、/loginでは置き換わらないと説明しています。先にキーや設定を外してから、必要なら/loginします。
Q. APIキーを消さずにコネクタだけ使う方法はありますか?
A. 対話モードに限れば、/configの「Use custom API key」をオフにすると、キーは環境に残ったまま使われなくなります。-pの非対話モードでは、キーが設定されていれば常に使われるので、この方法は効きません。
参考にした一次情報
- Claude Code — Connect Claude Code to tools via MCP(公式ドキュメント):claude.aiのコネクタ、読み込まれない4つの条件、届く経路、disableClaudeAiConnectors、Anthropicがホストするコネクタとローカルのサインイン、session token rejected
- Claude Code — Authentication(公式ドキュメント):認証の優先順位、APIキーの承認と「Use custom API key」、/statusの印、プロファイル、長期トークン、デスクトップアプリとクラウドのセッション
- Claude Code — Error reference(公式ドキュメント):環境変数の確かめ方、apiKeyHelperと/login、設定ファイルのenv、claude.ai rejected the session token(本記事の警告文の項目は無い)
- Claude Code — Troubleshoot installation and login(公式ドキュメント):APIキーを外す手順とシェルの設定ファイルの場所
- Claude Code — Settings(公式ドキュメント):設定ファイルの4つの場所とSetting sources
- Claude Code — Manage costs(公式ドキュメント):サブスクリプションとConsoleの課金、ワークスペースの使用額上限、/usage-credits
- anthropics/claude-code — CHANGELOG(公式):v2.1.46(claude.aiのコネクタに対応)、v2.1.139(APIキーがあるとコネクタなどを無効に)、v2.1.260(/statusの印)、v2.1.261(コネクタ取得の再試行)
- Claude Code v2.1.275の本体(Claudeデスクトップアプリ同梱):警告文の全文と表示の条件(2026年9月22日に確認)
- GitHub Issue:#58453、#50537(いずれも利用者の報告。2026年9月22日に確認)