Claude Desktopが更新後に起動しない——「このファイルはほかのプログラムで使われています」(0x80070020) の原因と対処
Claude Desktop(Windows・Microsoft Store/MSIX版)を更新した直後にアプリを開こうとすると、「このファイルはほかのプログラムで使われています」というダイアログが出て起動できず、PCを再起動するまで直らない——という既知の不具合の解説。結論から言うと、PCの完全再起動は必ずしも必要なく、「ログオフ→ログイン」で復旧できる場合が多い(GitHub #53247)。一方、ネット上でよく見る「サービスを止めれば直る」(Stop-Service CoworkVMService 等)は、この不具合では効かないと報告されている。エラーの正体はイベントログ(AppModel-Runtime 215/208、0x80070020=ERROR_SHARING_VIOLATION)で、失敗しているのはアプリ起動時のDesktop AppXコンテナ生成(Job→Silo変換)。handle.exe/Process Explorerの検証でユーザー空間のファイルロックが無いことも確認済みで、ダイアログの文言は実態を表していない。引き金はCoworkVMServiceの自動起動がJob Objectを占有する説(#57221)と、起動時クラッシュで孤立ハンドルが残る説(#53247)の2つがあり未決着。恒久策はMSIX版をやめてSquirrel版に乗り換えること。本記事はWindows 11 Home実機1台の調査ログとGitHub issueの突き合わせに基づき、確定・推定・未確定をラベルで区別して整理する。